日本アイ・ビー・エム株式会社 東京ソフトウェア開発研究所 AIアーキテクト清木 進さん

大学卒業後日本IBMへ入社。クラウドソフトウェア開発エンジニアとして、災害対策・ビジネス継続プロジェクトに従事したのち、Watsonサービス部門内のプロジェクトマネージャー・アーキテクトとしてプロジェクトをリード。企業が抱える課題解決のためのWatsonの活用の考案や開発などに携わる。

AI開発は、常に未開の領域への挑戦。

私がAIに強い関心を持ったきっかけは、8年ほど前に目にしたAIとプロ棋士の将棋の対戦でした。そのときはプロ棋士が勝利したものの、勝負はほぼ互角。“AIはここまできたのか!”とその躍進に大きな衝撃を受けると同時に、AIは世界の想像を超える速度で発展し、あらゆる業種で変革が起こり、人間がAIと向き合わねばならなくなる面白い時代が来ると確信的思いに駆られました。そのワクワクとざわめきに胸が高まった私は、すぐAIの歴史やら可能性を約50枚の資料にまとめ上司に提出。同じようにAIに興味を持つ同僚たちと共に“AI研究会”も立ち上げるなどして、AIへの熱い思いを高めていました。その思いが認められ、現在は、IBMが手掛けるAIサービス「IBM Watson®」をお客様に提供する様々なAIプロジェクトに、プロジェクトリーダーとして携わっています。

AIは「人工知能」と訳され、人間の知的なふるまいや能力を表現する技術やプログラミングのことです。最近では、スマートスピーカーやAI搭載の家庭用家電など身近なAIも増えましたが、Watsonは主にビジネスの場での活用を目的としたAIで、日本でも幅広い業種、企業で導入いただいています。例えば、コールセンターの業務にWatsonを活用する事例も多くあり、ある企業では、Watsonを組み込んだ音声認識自動応答ボットを導入いただき、人手不足でお客様対応の電話が繋がらない状況を解決しました。Watsonがお客様の質問を認識し、必要な回答を膨大な情報の中から検索することで、素早く的確な返答をかなえたほか、自動で応答する仕組みにより夜間対応も可能に。よい成果につながり、大変喜んでいただいことは印象に残っています。

AIはまだまだ新しい分野です。できることとできないことの境界線を少しずつ開拓して、最先端の未来を創るとてもチャレンジングな領域です。だからこそ、社会やお客様の期待のハードルも高く、今の要素技術でここまでできると言ってしまって良いのだろうか?このまま進んで途中でプロジェクトが空中崩壊してしまわないだろうかと不安になることも少なくありません。そのハードルを目の前にしたときに、粘り強く挑戦し続けられる人、未開の領域でも“できる”と信じられる人が、AI業界に向いていると思います。私が将棋の対戦を目にした当時、世間には「人間の想像力がコンピューターに負けるはずがない」という声も多くありました。それでも、“必ず、AIが伸びる”という自分の勘とワクワクする気持ちを「信じた」ことが、今日の仕事につながっていると思います。

AIというと「人の仕事を奪うのではないか」という見方をする人もいますが、IBMではAIは人の作業を置き換えるのではなく、「人間の知識や知見を拡張し増強してくれるもの」と捉えています。これからは、人間とAIは共存共栄をしていく時代です。あらゆることにAIが関わってきます。だからこそAIのベースを学んでおくことは有意義で、様々な領域で活躍できるのではないでしょうか。

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