株式会社オー・エル・エム 原画、総作画監督安田 周平さん

キャラクターデザイン担当となったのは、「ポケットモンスター サン&ムーン」から。
最新作では総作画監督とキャラクターデザインを担当。

子どもの頃に夢中になったポケモンのキャラクターデザインを手がける

TECH.C.福岡への進学を決めるまで、「アニメーション業界で働きたい」と考えたことはありませんでした。ただ、絵を描くことはずっと好きでしたね。幼稚園の頃、近所のお姉さんの絵に衝撃を受けたことをはっきり覚えています。思い描いたイメージを線や記号で伝えることができる。そのことに感動したんです。それから、『ONE PIECE』や『ポケットモンスター』のキャラクターを模写して楽しんでいましたが、高校生活の終わり頃に『涼宮ハルヒ』や『SoltyRei』と出会い、「こんなにすごいことができるのか」とアニメの見方が一変しました。それでも、友人に「お前は絵が上手い」と言われるまで、仕事にしたいと思うことはありませんでした。そもそも、評価されることが不安で、自分の絵を人に見せることもめったになかったんです。

TECH.C.福岡では、絵だけでなく撮影や仕上げなどアニメ製作の過程を学ぶことができましたが、なかでも「キャラクターデザイン」の授業は一生の宝になりました。それまで、私にとって“描く”とは頭の中のイメージを紙に再現することだったのですが、「人の体はこんなふうにできている」「だからこう描く」と、理論的に絵を描く方法を教わり、目からウロコが落ちました。その当時に学んだことがいまも私のベースですし、「見てほしい、喜んでほしい」という思いが仕事のモチベーションになっていますね。

キャラクターデザインは、登場するキャラクターの設計図を作る仕事です。正面、横、後ろ姿に加えて、数パターンの表情を作ります。初めてキャラクターデザインを務めたテレビアニメ『ポケットモンスター サン&ムーン』では、60~70人分のキャラクターを作りました。私のこだわりは“動き”ですね。自分にしか描けない動きを表現して、同業者にも「すごい」と思わせたい。街では常に人や犬の動きを観察しています。リズム、テンポがそれぞれ違うんです。絵にする時はキャラクターの設定を理解して、「跳ねるように歩かせよう」とか、動きに性格を乗せていくのが楽しいし、難しい。作画の担当者と意見を交わして満足できる画面になればやりがいを感じますし、細かい工夫に気づいた視聴者が「あれはよかった」とSNSに書き込んでいるのを見かけると励みになります。最近ではようやく「作品を見てもらえて嬉しい」と思えるようになりました。

もともとキャラクターデザインを担当することが目標だったので、すでに実現できたといえるのですが、いずれはオリジナル作品のキャラクターデザインをやりたいという夢もあります。アニメが世の中でもっと身近になってほしいし、そのためには1作ごとのクオリティを上げていきたい。アニメーターとして名前を知られる存在になりたいとも思っています。

プロを目指す若い人は、いまのうちに感性を磨いてほしいですね。アニメに限らず流行に敏感になることも大切です。そして、「エンターテインメントとは」という自分なりのこだわりを確立してください。アニメが仕事になればそのこだわりはきっとへし折られると思います。それでも負けずに新たなこだわりを確立する。その繰り返しがプロでやっていくということだと思います。

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