
株式会社 D・A・G福井 翔平さん
長崎総合科学大学大学院 卒業。TECH.C.福岡卒業後、株式会社 D・A・G 入社。
「妖怪ウォッチ4 ぼくらは同じ空を見上げている」の一部妖怪モデルのディレクション等を担当。
©︎2019 LEVEL-5 Inc.
喜んでいる人がいるのを直接感じられるのが代えがたい経験
- ゲーム、映像、CG業界を目指したきっかけを教えてください。
- 映画やゲームが好きだったこともあり、子どものころから漠然とそういった業界に進みたいと考えていました。大学では情報系の学部に所属していたためプログラミングも学んでいましたが、ゼミで触れた3DCGの楽しさと可能性に心を惹かれて仕事としてCGに携わりたいと思うようになりました。
- TECH.C.福岡を選んだ理由は?
- 現役生ではない分、就職の面はシビアに見ていました。そのため、企業プロジェクトなど、より実践的な内容も学べるのではないかと思いTECH.C.福岡を選びました。
- 学校で学んだことや生活で覚えていること、
現在の仕事に役立っていることは何ですか? - デッサンやコンセプトの考え方など、モノを作るに当たっての前提となる見方や意識を学ぶことが出来たのが一番仕事に役立っています。
デッサンについては空き時間があるとデッサンルームにこもって描き続けていました。しばらく経つと、CG制作を行う上での形状の捉え方や比較を行う上での”目”が養われていることを実感でき、身を持ってデッサンが大事だということを感じました。
- 現在の仕事内容を教えてください。
- 主にディレクターとして案件の統括を行っています。
クライアント(注1)様の求めるクオリティ以上になるにはどうすべきなのか、制作指針の決定、データのチェックなどが主な仕事となります。クオリティ基準の選定の際には実際にモデル制作の業務も行っております。
- 仕事のやりがいや魅力は?
- 携わったタイトルが実際に店頭に並んでいるのを見たり、テレビでCMが流れているのを見たときには喜びを感じます。
また、学生時代から好きだったタイトルに携わることが出来たときは、この業界に入ることが出来て本当に良かったと思いました。
- 今後の目標を教えてください。
- シェーダー開発などテクニカルな部分も扱えるようになり、コンセプトやテイストなども含めた画面全体の実装まで出来ることを目指しております。
- ゲーム、映像、CG業界で活躍できる人はどんな人だと思いますか?
- 就職してからも学ぶ姿勢を忘れずにアンテナを張ることが大切だと思います。
また、制作ソフトや技術は日進月歩なので、既存のやり方に固執せず柔軟性を持つことも必要だと感じます。
(注1) クライアント…今回はゲームタイトルを企画・販売する会社(ゲームパブリッシャー)を指す。
ゲームに興味のある方にオススメの専攻

スーパーゲームクリエーター専攻
- 4年制
- 高度専門士
プログラム・企画・クラウドなどゲーム制作の中枢を4年間で徹底的に学び、ゲームクリエーターのスペシャリストを目指します。
- 目指せる仕事
- ゲームプロデューサー / ゲームプランナー / ゲームディレクター / ゲームシナリオライター / ゲームプログラマー / アプリエンジニア

ゲームプログラマー専攻
- 3年制
- 専門士
ゲーム開発に必要な、C++言語のプログラムやゲームエンジンを学び、ゲームを制作するスペシャリストを目指します。
- 目指せる仕事
- ゲームプログラマー / ネットワークプログラマー / ゲームディレクター / システムエンジニア

ゲームグラフィック& キャラクターデザイン専攻
- 4年制
- 高度専門士
魅力的なキャラクター・背景・画面デザイン・アニメーション制作を総合的に学び、3DCG・2DCGのデザイン力を身に付けた、ゲームグラフィックデザイナーを目指します。
- 目指せる仕事
- ゲームグラフィックデザイナー / ゲームCGデザイナー / ゲームキャラクターデザイナー / UI・UXデザイナー / ゲームディレクター / 背景デザイナー / モーションデザイナー