資格図鑑

Oracle認定Javaプログラマ

Oracle認定Javaプログラマ(Oracle Certified Java Programmer、OCJP)はIT大手であり、現在はプログラミング言語「Java」の開発も手がけているOracle社が実施しているベンダー資格です。 Java開発元の公式資格なので信頼性が高いうえ、世界共通の基準で行われる国際資格なのでグローバルに通用する資格となっています。 Javaを使ったソフトウェア開発の需要は高く、OracleによるとJava開発者は世界で何百万人もおり、510億を超えるJava仮想マシンが 実行されています。
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Oracle認定Javaプログラマはこんな資格!

  • Java開発元による公式のベンダー資格!
  • ブロンズからゴールドまでの難易度がある
  • Javaはあらゆる分野で使われているので、Java開発者への需要は高い

Oracle認定Javaプログラマとは?どんな資格ですか?

Java開発元でもあるOracle社が実施している公式のベンダー資格です。

Oracle認定JavaプログラマはIT大手であるOracleが実施している公式のベンダー資格です。Java開発元であるOracleが直接おこなっている資格試験なので高い信頼性をもちます
試験は世界中で実施されており、共通の基準で審査するためグローバルに通じる国際資格となっていることも見逃せません。日本国内だけでなく海外でもスキルの証明に使えるのは大きな強みと言えるでしょう。

Oracle認定Javaプログラマを取得するメリットはなんですか?

Javaを使ったソフトウェア開発の需要は高く、さまざまな場所で利用されています。

Javaは多くのところで使われており、さまざまな業界で需要があるのが強みです。
フロントエンド(ユーザーから見える部分)、バックエンド(ユーザーからは見えない部分)を問わず利用されており、Webアプリケーションや業務サーバー、モバイル機器、組込みシステムといった用途で広いニーズを持ちます。
このようにJava開発者への需要は高く多くの求人があります。公式のベンダー資格であるOracle認定Javaプログラマを持っていれば自分のスキルの証明もしやすくなるため、転職や新規採用でも有利に働くでしょう。

どんな試験?会場は?

試験はピアソンVUEを通して申し込みをおこないます、会場受験とオンライン受験から選択しましょう。

試験の申し込みはピアソンVUEというサイトを通じておこないます。会場はピアソンのテストセンター受験とオンライン受験から選べるので自分の都合にあった方を選ぶといいでしょう。
試験には監督あり(会場受験、オンライン)と監督なし(オンライン)があります。オンライン受験で監督ありを選んだ場合、監督官とは英語でコミュニケーションをとることになるので英語に自信のないひとは注意してください。
また、監督に見せる本人確認書類もパスポートのようなローマ字表記のあるものを選びましょう。監督官が漢字を読めない場合本人確認できなくなってしまう恐れがあります。
合否は試験終了後30分ほどで判明します。

試験にはいくつの難易度があるの?

試験にはブロンズ、シルバー、ゴールドの難易度があるほか、数年おきに新しいJavaバージョンの試験へと移行します。

試験にはBronze、Silver、Goldの難易度があります。ブロンズとシルバーには受験資格などはありませんが、ゴールドを受験するにはシルバーの認定資格か旧バージョンのシルバーまたはゴールド資格が必要となります。

Oracle認定Javaプログラマ資格は新しいJavaのバージョンに合わせた改訂(現在のバージョンはSE11)を定期的におこなっています
資格の失効などはないものの、古いバージョンの資格となってしまうので最新バージョンの資格に更新したい場合は再度試験に合格する必要があります。

2021年10月現在の最新バージョンがSE17であることを考えるとSE11でも古いように思えますがそんなことはありません。
なぜかというと業務用システムには信頼性が求められるため、開発言語にはある程度の期間使われ安定性の確認されたバージョンが選ばれることが多いからです。
また、SE11はLTS(ロングタームサポート)に選ばれているバージョンなので長期間にわたってメンテナンスが行われる予定となっています。

いきなりシルバーを受験しても大丈夫?やっぱりブロンズから受験した方がいい?

ブロンズはプログラム初心者を対象にした試験なので、自信のある人はシルバーから受験しても大丈夫です。

ブロンズはJavaに慣れていないプログラム入門者向け、シルバーは開発初心者向けの難易度となっています。ある程度プログラミングへの理解があり、ブロンズでは簡単すぎると感じるひとはシルバーから受験するのが良いでしょう
ブロンズ、シルバーには受験資格がなく、ゴールドの受験にはシルバーの資格が必要となるため上位の資格を取得するにはシルバーの資格が必須です。

試験形式

出題形式試験時間出題数合格ライン
Bronze選択問題65分60問60%
Silver選択問題180分80問63%
Gold選択問題180分80問63%

受験料として
Bronze 16,500円(税込)
Silver 32,340円(税込)
Gold 32,340円(税込)
の費用がかかります。

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Oracle認定Javaプログラマはどんな職業で役に立ちますか?

Androidアプリの開発や業務システムの開発の仕事などがありますよ

資格が役立つ業界・職業

モバイルアプリ開発エンジニア

もはや世界中で必需品となったスマートフォン。そのスマートフォンで利用するためのアプリを開発するのがモバイルアプリ開発エンジニアです。
スマートフォンに直接インストールして使うアプリを「ネイティブアプリ」と呼びますが、そのネイティブアプリ開発でJavaがよく使われています。

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システムエンジニア

ITの普及にともない需要が高まり続けているシステム開発、そのシステム開発の中心的存在がシステムエンジニア(SE)です。
顧客の要望をもとに業務用システムを設計・開発・保守・運用します。業務用システムではJavaが採用されることも多いため、Javaのスキルを証明できるOracle認定Javaプログラマをもっていると役に立ちます。

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≫スーパーITエンジニア専攻ページへ

Oracle認定Javaプログラマのほかにはどんな資格がありますか?

基本情報技術者試験

IPAが実施している情報処理技術者試験の1つでITエンジニアの登竜門とされている資格です。
内容は基礎的ものが多いですが、広く浅く出題されるため経験を積んだエンジニアであっても対策なしには難しい試験です。
新型コロナの影響で試験が延期されCBT形式のテストが導入された直近2回の試験は50%近い合格率がでていますが、それ以前は合格率が25%前後で推移していました。
Oracle認定Javaプログラマのように特定の言語についてのスキルは学べませんが、IT業界に携わるものとして最低限の知識やリテラシーといったものが身につくでしょう。